この二人は使っている性格の機能が半分共通しているため、特に意識しなくても安定したコミュニケーションを取ることが出来ます。考え方や価値観に一部共通性があるという不思議な感覚を感じ、好奇心を持つことになります。
お互いを理解する上で大きな問題を抱えることはまれであり、お互いを知り、共通点を見つけるのにそこまで時間はかからないでしょう。
特徴は最高の相性に非常に近い相性のため、どちらのパートナーも自然体でそのまま関われば、他方の嫌悪感を感じる機能を簡単に刺激することはできないため、お互いにありのままの自分自身でいられるようになります。
ただし、この関係では2人の弱点が似ていることに注意する必要があります。相手の弱点を自分が補ってあげることができないので、意見を言いづらかったり、話し合いが上手く進まないことがあります。
これにより、この関係は他と比べてかなりゆっくり親密な関係になっていくのが特徴であるという点も覚えておきましょう。たくさん遠慮しながら少しづつ距離が縮まっていきます。
また、同じ理由でネガティブな状態になるため、何かあっても感情的にならずに論理的に話し合うことが重要です。片方のネガティブはもう片方にも影響します。
ただ、お互いの特徴を理解して歩み寄れば、長期的に良い関係を築くことが出来るパートナーであることは間違いありません。
ENFPは、内側からあふれるアイデアを共有し合い、楽しく会話してくれる相手を求めています。アイデアと言っても実用的なものではなく「人間とは?」「人生とは?」「愛とは?」といった答えのないものに関する考え方を指します。
これらの抽象的な会話を受け入れ、共に幸福度を高めていけることがパートナーとしての条件かもしれません。
また、次々アイデアが浮かぶ反面、注意散漫で落ち着きがないことも。かといって細かく計画したり管理したりすると大きなストレスになってしまうため、束縛せず自由を与えることもうまく行くための秘訣です。
ISFJは、短期的に盛り上がる恋よりも、長期に渡って支え合い深い絆を築きたいタイプです。そのため、出会ってから付き合うまでの期間は長くなる傾向があります。また自らが相手に尽くすことはもちろん、相手からも献身的に接してもらいたいと考えています。
お願い事には真剣に取り組み、どんな時も気遣いを忘れないことが固い信頼関係を築くためのポイントになるでしょう。
またISFJは、恥ずかしがり屋で大人しいタイプ。言葉にして伝えることに控えめな分、行動で愛情表現することが多いため、入念に準備されたデートプランや気持ちのこもったプレゼントをもらう機会も多いはずです。感謝と共に愛に溢れたお返しをすることが良好な関係を築くための秘訣になります。
外向的でよく笑うため、大抵は明るくて良い印象です。自然体で生きており、温厚で楽観的です。エネルギッシュな印象もあります。
優しくて謙虚で友好的な印象ですが、自分を守るために初対面では人見知りになることがあります。大人しいタイプで強く主張することは少ないですが、動かしがたい印象を与えます。
最近の体験や発見についての会話や、自分の価値観について話すことを好みます。ひとひとその瞬間を楽しむことが、親しみやすく流暢な話し方で会話します。
過去の思い出や経験を共有し、相手の感情や気持ちに共感します。また深い議論や思考の共有も好みます。情報は一つづつゆっくりと提示し、入念で慎重であることが多いです。
ENFPとISFJは友人関係においても相性が良く、意見が一致しやすいうえに話したいことが次々に出てくるため、話題に困ることはありません。同じ物事に対して異なる意見を持っているため、相手に魅力を感じやすいです。
この2タイプは言葉でのコミュニケーションは楽しく、非常に親密になれます。しかし実際に一緒に行動しようとすると、自分のやり方を相手に押し付けようとするため、関係が上手くいかなくなりやすいです。相手を思いやり、理解し合える部分に目を向けることで、長く続く友人関係を築けるでしょう。
ENFPは明るく楽観的で、コミュニケーション能力が高いです。好奇心が強く、場の空気を読むのも得意なため、世間話から深い会話までどんな話題でも会話を心から楽しむでしょう。一方で豊かな内面を持ち、友達との精神的な繋がりを求める一面もあります。
しかし、観察力に優れていて他者の感情に敏感なため、ストレスを感じやすく溜め込んでしまいます。もともと感情表現を大事にする人たちですが、ストレスがかかると感情を爆発させてしまうこともあり、他者との対立を招きかねません。
また、集中力は高くないためルーティンワークをこなしたり興味を持続させたりするのは難しく、周囲を巻き込むようなアイデアを出してもやり遂げられずに周りの友人が不満に思う可能性もあります。
ただし、共感力と優しさをあわせ持つENFPとは、内気な人でも安心して心を開けるほど温かい関係を築けるでしょう。親しみやすくユーモアに溢れ、エネルギッシュなENFPは人気者ですが、大切な人との誠実な会話を好む穏やかさもあります。
ISFJは心優しく穏やかで、平和主義なタイプです。内向的ですが人と関わるのが好きで、友達との結びつきを強くするための努力は惜しみません。他者を助けることに大きな喜びを感じ、困っているときにはいつでも手を差し伸べてくれるでしょう。
しかし、完璧主義で細かいことにこだわり、責任感も強いため自分のことを後回しにしがちです。また、内向的で調和を乱すことを嫌うあまりグループの中で発言することは少なく、感情を溜め込み過ぎて自己嫌悪に陥ったり、他者に心を開くまでに時間がかかったりすることもあります。
ただし、ISFJは繊細で思いやり深く、分析能力も高いです。周囲の友達は、「ISFJは自分のことを大切に受け入れてくれるし、理解してくれる」と感じるため、生涯を通じて長く付き合う友情を育めるでしょう。
ENFPの親は、子どもと同じように新鮮な心で世界を見ているため、世界の美しさや驚きを共有できます。遊び心があり、子どもと一緒に遊んだり実験したりするのが好きなタイプです。
具体的には、習い事や遊びでたくさんの選択肢を子どもに与え、子ども自身が選んだものを一緒に楽しみます。子どもが将来の夢を見つけた時には、全力で応援するでしょう。
ENFPはいつでも未来への希望に溢れていて、笑顔の絶えない家庭を作ります。自由かつ平等で安全な成長の場を作ることに長けており、子どもと友達のようにさまざまな話題について語り合えるでしょう。
利他主義で他者の顔色を気にするISFJの子どもは、いつでも笑顔と希望に溢れたENFPの親と一緒にいると安心できるでしょう。
ISFJの親は、温かさと思いやりがあるため子育てには特に向いています。一方で、自分の知恵や価値観を伝え、子どもを健康で自信に満ちた成功者に育てることに強い責任を感じているため、子どもを無意識にコントロールしてしまうこともあります。
具体的には子どもを抱きしめたり、根気強く子どもの話を聞いたりして物理的にも精神的にも子どもに寄り添おうとします。心配性な面もあり、子どもが遊びに行く時は帰りの時間を必ず約束させるので子どもにはうっとうしいと思われるかもしれません。
ISFJの親は子どもが安心して成長できるようにサポートしますが、自分自身が子離れする必要もあります。
ENFPの子どもは自分の感情や情熱を受け取って共感してくれるISFJの親を慕います。子どものやりたいことを応援してくれる親のもとで、のびのびと成長するでしょう。
ENFPの兄/姉は社交的で洞察力が高く、的確に相手を喜ばせる行動ができます。ただし自由奔放な面もあり、弟妹を振り回すこともあるかもしれません。
ISFJの弟/妹は責任感が強く模範的なため、自由奔放で弟妹を振り回すENFPの兄/姉の行動には戸惑うこともあるでしょう。
ISFJの弟/妹は他者の感情に敏感で、自然とその場に合った振る舞いができます。兄姉をはじめ目上の人に対しては素直で、模範的と言われることも多いでしょう。
ENFPの兄/姉は偽りのない誠実さを愛するため、素直で模範的なISFJの弟/妹の態度を好ましく思うでしょう。
ISFJの兄/姉は心優しく、年長者としての責任感と細やかな配慮をもって弟妹に接します。弟妹との気の置けない会話は、ISFJのささやかな楽しみです。
ENFPの弟/妹は人よりも感情に敏感なため、心優しいISFJの兄/姉と一緒にいると心が安らぎ、リラックスできるでしょう。
ENFPの弟/妹は他者の価値観を幅広く受け入れるため、さまざまな人と仲良くなれるでしょう。適応力も高く、自分のやり方でどんな場所でも活躍します。
ISFJの兄/姉は新しいものを受け入れることには慎重なため、ENFPの弟/妹の適応力の高さを尊敬するでしょう。